審判講習会を受講しました
80日目
今日は、オンラインで少林寺拳法の考試員審判員講習会をお昼に受講しました。
ぼくはこう見えて(見えて?)2級審判員という資格を持っています。
四段以上になると2級審判員資格が付与されます。それに伴って毎年講習会を受ける義務が発生する感じです。
大会で演武の審判などをする際にこういうところを見てくださいとかこういうのは評価しませんとか、そういうのを教えてくれる感じです。
以前も書いたとおり少林寺拳法のメイン競技は演武なので、採点の目線を教えてくれるようなイメージです。
ぼくは審判員資格持ってますけど、まだまだ現役で競技者です。
そのくせに最近総合格闘技とかキックボクシングとかジークンドーとかウェイブとかその他の格闘技や武術などばっかりをよくYouTubeで見ているせいで、最近演武の動画とかを見ていませんw
たまには見るといいものですね。
演武は点数稼ぎの競技と化すると、「点数を取るための動き」を「できるだけ見栄えるようにする」練習に偏ってしまいます。
ぼくが武道をしている上で一番大事にしていることは
①理想的な身体の動かし方を探求する
二番目に大事にしていることは
②強くなる
かなと思っています。
①の観点として演武の練習や研究をすることはおもしろいんですけど、「採点される」となると話は少し変わります。
理想的な身体の動かし方をしても点数が高くなるとは限らないからです。
たとえば、理想的な身体の使い方をできれば、指一本で人を投げれたりする(はず)です。
しかし、実際にそんなことを演武でしても点数くれませんwww
むしろ、「決まりきった!!」感を出して思いっきりキメを作って投げる方がわかりやすく投げてる感を出せるので加点されやすいです。
ただ、、なかなかぼくは最近そういう動きを好かなくなってきたので、、。
大会に出ても採点に媚びないイロモノな演武をしています。
さて、話は戻ります。
加点されやすさ、という競技面を意識しすぎると武道としての本質を外れてしまうので難しいところです。
なので、今日みたいな講習会は「どういう観点で点数を出すか」の指針を出すことで、演武の大会に出る人の練習の質が問われるある意味重要なものなんですね。
ぼくが講習会を主催するようになることは今後ないかとは思いますが、、w
自分はプレイヤーとして自分なりに演武で表現できることを続けていこうと思います。
今日はそんなところで。
それでは!