試合とは、試し合いである
87日目
本日は少林寺拳法の試合形式(立合評価法)の講習会。
52日目のブログでも参加した内容を書きました。
今日は撮影はなく学生と基本練習と模擬試合を。
模擬試合の前、今日は「自分の目線を相手から外したときに相手の虚を誘う」ということを試してみようと思って練習していました。
結果は大成功。合っていた目線を外した瞬間、相手に隙が出たところを見逃さずに、きれいに上段突きを入れることができました。
実際にやろうとしてたことがスパッと決まると嬉しいものです。
そう、試合とは、「試し合い」。
この現代、生死をかけて自分の身を守らなければならない場面などめったにありません。この試合で生計を立てているといったこともありません。
中には上記に当てはまる人もいるでしょうが、多くの人はそうではないと思います。
そのため、勝ち負けの判断に一喜一憂するよりも、自分の成長や立ち位置を感じる場として実力を「試す」ことに価値を見いだせるようになってきました。
試合とは、自分ができるようになったことや挑戦したいことを相手の身体を借りて試してみる場なのです。だから、同時に礼儀が必要なのだと、ぼくは思います。
「試させてもらって、ありがとう!」です。
甘いこと言ってると思われるかもしれませんが、「相手の有効打何発かもらってもいいや自分がやりたいこと試そう」くらいに考えている方が力みが取れて動きがよくなり結果的に勝てたりするものなんですw
(そもそも相手から攻撃をもらわないように立ち回る戦法を試すときもありますが。)
ということで、今日は自分の成長を感じられたから良し!
また明日でーす。