道具と身体
66日目
今日、お昼ごはんに焼きそばを作っていました。
焼きそばを菜箸とフライパンで作る時って、結構重くて大変ですよね。
粉末ソースだと、全体に味がつくようにかき混ぜる時に重い思い()をしてひっくり返したりしなければなりません。
そして今日、フライパンの中でかき混ぜてる途中、ふと昨日の練習を思い出しました。
どんな内容かというと、「相手に掴まれてる箇所を意識しない」という話です(昨日のブログには書いてません)。
例えば手首を掴まれたら、相手の直接的意識の配下にある手首を動かしたり力を入れてなんとかしようとしてしまうと、相手の力と衝突します。こうなると腕力の勝負となってしまいます。
手首を掴まれたら、肘、肩、肩甲骨、ひいては身体全体、相手に意識されない箇所をどう動かしていくか。これを考える必要があると思っています。
さて、料理関係なさそうですね。
ところがところが。
左手にフライパン、右手に菜箸を持ち焼きそばを作っている際、「重くなって疲れてきたなあ」と思ったところで、なんとなくそれら道具との接触面に意識をしないようにしてみました。
するとおもしろいことに、あまり重く感じないんですね。
接触面への意識が強すぎると、その他の肘肩もろもろ、固定された状態になってしまうんでしょうか。
更に肩甲骨を意識してみると、より動かしやすくなりますね。
武道格闘技スポーツだけでなく、身体の動きって日常生活にも役立てられるもんだなと改めて気付きました。
「触れているところを意識しない」
飛躍するかもしれませんけど、ものごとの表面に囚われない、そんなところかもしれません。
日曜日の気づきでした。
それではまた明日!